寮にとめていたMy 相棒。心無い者に、前後共にその足を切断されてしまった我が相棒。 一緒に鹿児島まで3号線を下って、沖縄まで行った相棒。ごめんな相棒。守ってやれんで。
それ以降を思い出してみると、楽しいことはいっぱいあれど、常に何かが足りない気分。家から学校に、ビデオ屋に、コンビニに行く足が重かった。
そして先週。相棒が無残にほったらかされてる(←俺に)のにも我慢の限界が来た。遂にネットでタイヤ、チューブ、ロックを購入。 タイヤはTIOGA アーバンフリースタイル 26×2.1 。ネットで見て一目惚れ。相棒の足にはこれしか無いと思った。迷わずマウスをクリックした。
そして今日の昼、研究室に配達が届いた。着払いで。
夕方、たまっていたデータ整理を終えた俺は、その足で相棒を迎えに寮まで帰った。ほぼ一年の月日の汚れと疲れがたまりきった相棒を大事に持ち抱え、学校へとトンボ帰りする俺。途中で警備員のおじさんに励まされた。
そして学校に戻ってきた。金曜の夜。周りは飲み会やら何やらで楽しそうな金曜の夜。しかし、相棒をそのままにしておくことはできんかった。(誘っても誘われてもないけど)
大量の蚊が飛び交う7号館裏の喫煙所。俺はひたむきにブラシで相棒をこすった。こすり続けた。チェーンも磨いた。磨き続けた。水も流して、丁寧にタオルでフキフキした。ホイールから傷ついたタイヤとチューブも外した。今までご苦労さん。ありがとな。
新しいタイヤを履かせた。最後に新しいタイヤを履いたホイルを着けた。相棒は心無しか笑っているようだった。
6月22日、21:00、相棒復活が見事にその息を吹き返した。
乗り心地、最高。やっぱり俺にはこいつしかいないと感じた金曜の夜。
ちょっと前、ToyotaのMARK XのCMで佐藤浩一が言ってた「俺の中に強い俺が戻ってきた」って決めセリフがあるの覚えているだろうか?
そんな気分になった。高揚した。
初めて自転車乗れるようになったり、初めて自分の自転車買ってもらったときの喜び覚えているだろうか?
そんな気持ちになった。嬉しくて、嬉しくて、言葉にできなかった。
大事にすっから、これからもよろしく頼むよ、相棒♪
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