2008年10月18日土曜日

全開で。

むちゃくちゃええ歌。今年一番聞いとるかもしれん。

「ONE LIFE TO LIVE, ONE LOVE TO GIVE.」

「そして歯食いしばって、真面目にがんばるのみ。」

[Ryo the Skywalker/Ever Green]


バシッと心に響く。響くというよりは突き刺さってくる。

全開で生きていこうと思った。

カンザスの暴れ馬を目指します。

2008年10月17日金曜日

Drivers License

最近、自分は一人暮らしに慣れ過ぎた寂しがり屋なんじゃないかと、自分を冷静に見てみて思います。ほんとは寂しがり屋のくせに、それほど寂しくないと言うか、何と言うか。


う~ん、やっぱりわからんけん、ま、いっか。

先週末にやっと運転免許をとった。

100ページ無いぐらいのハンドブックを前日の夜に読み込んだ。ここは読んどった方がいいってところからしっかり熟読。

もう結構読んだなと思いビールに手が出た。途中でやっぱり一夜漬けは無理だったと開き直ってラムに手が出た。

もうこうなったら駄目だ。頭に入るわけがない。よし、もう大事なところは読んだはずやし、常識的に考えれば大丈夫やろ!と勝手に最後まで読むのを諦める。




翌朝、試験場へ。

パスポート、ビザ、住所の証明ができるもの(請求書など)、何を持っていけばいいのやら正確に調べてなかったので、とりあえず持って行けるものは全部持っていった。

試験場は福岡の花畑にあるような大きいものではなく、マクドナルドぐらいの大きさだ。スタッフは3人しかいない。少な過ぎるやろ...。

まずはペーパーテストをクリアして、その日に予約が空いていれば路上テストを受けることになる。

試験を受けたいと伝え、受験料25$を支払う。日本で20~30万かけて教習所通って免許取ること考えたら破格の値段だ。

さ、まずはペーパーテスト。全部で25問ある。受験者がたくさんいてみんな一斉に受けるわけではない。この日は俺一人ぼっちでの受験。

はっきりとはわからんけど(適当)3問か5問以上間違えると不合格らしい。いざ受けてみるとこれがまた難しい。こんな説明書いてなかったやろ!とか、これ英語そのものがわからんなとか思いながら回答。

俺より後に来た現地の人が余裕だぜみたいな顔して先に終わらして席を立っていく。くっそ~と少し焦る。

もうこれ以上はわからん。終わりましたと、スタッフのおっちゃんに持っていく。その場で採点。

結果、不合格。見事に6問も間違った。勉強してないくせに結構ショックだった。


しかし、諦めることなく、間違った問題を見直して、その場で再チャレンジ。

再チャレンジ料は1.5$。安すぎる。

次は他のパターンの25問。しかし3割ぐらいは同じ問題だ。多分、これで間違った人はこのパターンで!みたいになってるんやと思う。

わからん問題もあったばってん、今度ばかりは見直しも何度かやって結構時間をかけた。

結果、合格。2問間違い。とりあえず安心した。

落ちる人の方が少ないんやろうけど、一日に2度までしかチャレンジできんし。

大学に帰って仕事もあるし。



その日のうちに路上テストを受けれるらしいので、まとめて受けることにした。

試験に使う車は自分で乗ってきた車だ。

路上はここんところずっと運転しとるし、自信満々だった。

試験官を助手席に乗せて試験場から大通りに出た。

周りの一般の車のスピードに合わせて時速40マイルで快調にスタートやなと思ったら、試験官がバシッと一言。

「ここは時速30マイルまでです。」

スタートと同時に、不合格である。合わせただけなのに...。知らんかった。

(その後、10分ぐらいかけて一応テストコースを周ったけど、40マイルで走ったからダメよって。)


また1.5$支払ってリトライ。

今度はそんなスピードで誰も走ってないやろってぐらいむちゃくちゃゆっくりドライブ。

日本みたいに坂道発進だとかバックだとか細かいテストはない。

走って信号で止まって横断歩道があれば注意しながら走って。至ってシンプル。

そして、やっと合格。

最後に写真を撮影。二週間ぐらいで免許証が届けられるらしい。

それまではレシートみたいな仮免なので捨ててしまわんか少し不安だ。


こうやって書いてみるといろいろあったと思うけど、正味、2時間ぐらいの出来事。

ガイドブックを読んだり、試験を受けてみて真面目に思うのは歩行者やバイクに対するドライバーの責任がかなり大きいこと。セーフティドライブを心がけようと思う。

今日はこれにて。チャンチャン。


[Black Eyed Peas/Pump It ~ from Taxi]

2008年10月11日土曜日

Policeに...

追跡されたことについて。


最近は、ここKansasでのDrivers Licenseをとるために車を借りている。
(左ハンドルの車はガソリンスタンドで働いとった時以来。懐かしいな~。)

最初は左ハンドル右側通行に戸惑ったけど、人間慣れるもんですわ。

もうまったくといってイイほど違和感ない。



そして先週末、友達とドライブ中の出来事。

ビールでも飲むかと酒屋でビールを買おうとしたけどIDを忘れとって、
やっぱりビール買えんで、渋々と酒屋を出て"左折"して帰ろうとした..

なぜかPoliceがサイレンを鳴らしながら、後ろにいる。
"なぜか?"はわからんし、俺らじゃないやろとそのまま直進。

そのまま100mほど直進。後ろのPoliceはまだサイレンを鳴らしている。
このへんでどうやら俺らを追っているんじゃなかろうかと気づく。(やっと)

とりあえず道路脇の小道に入って一時停止。

ここで車を降りようとした俺に友達が一言。

「出たらダメよ。撃たれるから。」

"おぉ。何やそれ。こらぁやべぇばい。"とビビりながら、とりあえず車内で待つ。

こんなんで撃たれたらたまったもんじゃないし。友達にむちゃくちゃ感謝だ。ありがとう。

そして何か悪ぃことばしたつもりもさらさらねぇし。

もし交通ルールをミスっとって、この罰金が高いアメリカで、
やっと入ったばかりの俺の2週間分の給与もガッポリもっていかれたら凹むなぁ。

そんないろんな不安がよぎる夕暮れ時の車内を、警官がライトで照らしてきた。

腰にはしっかりと銃がある。

ベレッタか、クロッグか、はたまたスミスか。中学生のころ遊びよったエアガンみたいだ。

だけどこっちはホンモノ。

とりあえず、撃たれたくはないので両手を挙げて♪

そしたら窓を開けろと言われた(みたいな)ので片手を降ろして♪

そして窓を開けて♪

何も俺はやってねぇと開き直ってはいたが、内心めっちゃドキドキである。

「お前は左折しちゃいかんところで左折した。Show your license. 」

そんな感じで言われたと思う。とりあえず、国際免許証を見せる。

警察はこんなの知らねぇぞみたいな感じだ。国際免許証の無力さを知る。

早くもあきらめモード全開。

あぁもうどうにでもなれと思ったけど、「This is certified!」と友達が一生懸命伝えてくれた。

俺もそれ(左折のこと)は知らんかった。すんません。と伝える。

警察もあぁそうなんかといった具合で見逃してくれた。

そんなんでほんといいのかと思ったけど、そんなんでほんとホッとした。



ばってん免許を早く取らねばとはこのとき思った。

こっちの免許証がやっぱりこっちでのIDカードになる。

酒買うにしても。バーに入るにしても。

パスポートをいつも持ち歩くわけにはいかんし。

(ということで、たった今取ってきたんやけど)

[Usher/Love in this Club]



そんな感じで慣れてきたな~と思ったら、また次の新しい慣れてないことが現れる。

そんな刺激的なことがたま~にあったりするので楽しくやれてます。

2008年10月9日木曜日

Novel Prize

おっす。

[現在の愛車。原付。メーカー不明。]


今年のノーベル賞。日本人が現時点で4人も受賞ですね。

物理学賞の南部陽一郎さん、小林誠さん、益川敏英さん。

そして、今日発表があった化学賞の下村脩さん。

ほんと嬉しいニュース。

同じ、日本人として本当に誇らしいことやし、本当にすごい。

もう、すごいなんてもんじゃねぇわ。



下村さんの化学賞。

彼がクラゲから発見した緑色蛍光タンパク質GFPは自分が志す研究分野でも広範囲かつ有益に応用されている。

もうどんくらいすごいのかなんて言うまでもないけれど、このGFPの発見者が下村さんだったとは知らんかった。恥ずかしい限り。



ノーベル賞をとることを目的に研究をするのではないとは思う。

この世に素晴らしい研究は数えきれないぐらいあると思うし、研究ってのは、世界中のいろんな場所で、そして数時間、数日、数か月、何年、何十年、何百年の時間が積み重なったり、時には交差したりしながら、研究者たちのバラエティ溢れる仕事の連鎖で成り立つもんやと思う。

ばってん、その素晴らしい研究の中からこうやって表に出てくるのにはやっぱり確固とした理由がある。

そんなん俺なんかが一言で語れることでもないけど。

もちろんその科学的意義や発展性。社会への貢献度。

そしてそれをこの世に知らしめた研究者達のあくなき探究。

純粋に、そして誠実に、自分の人生をそこに注ぎ込んできたからこその結果。

やっぱりすごい。何より、その生き方や姿勢がすごい。

自分も一人の研究者として、しっかり生きて行こうとすごく勇気づけられた。

自分の仕事がその多様な連鎖の一部分にでもなれるように誠実にやらねばと思う。

なんだか身が引き締まる思いだ。


ほんとうにおめでとうございます。

久し振りやけど、今日はこれにて。

[Bob Marley - Buffalo Soldier]