2009年11月27日金曜日

Chocolate Cake

店に並ぶTurkeyやクリスマスの飾りを見ていると、Holiday Season突入を感じます。そんな中、行きつけのスーパーでいつものように買い物していたときのこと。衝撃のケーキに出会いました。ケーキと読んでいいのかすら不安です。形からして回りを囲んでいるのは間違いなくKitKat。ポッキー?やHersheysがよくもまぁところ狭しと並んだもんです。明らかにこの店オリジナル。誰がどうやって企画したのだろうか。いや、たぶん企画とかそんな工程は通してないんだろうと思う。ちょっとした遊び心を越えて、これは遊び過ぎだと思う。まぁでも、こんなんチョコレートがあったら、誰がチョコレートとるとかで兄弟喧嘩が勃発することもないだろうし、あ、もしかしたら、子供のころの自分やったらもしかしたら大喜びしていたかもしれないとふと思いました。怖い怖い。

Band Aid for New Orleans Kids

今日はThanks Givingで今日を含めて日曜まで4連休。家族が集うアメリカ人にとっての正月みたいなもんなので、Labの周りもガランとしてて、まるで正月日本に残ってしまった留学生みたいな気持ちにさせられます。そういうわけで一日中仕事をする気にもならないし、今日は昨年に引き続いて友人宅でチキンを焼いて食いながら、CNN Heroesを見つつ、ごろごろと。平凡な幸せを感じれる休日でした。少し時間もできるので、ブログもいろいろと更新します。

CNN Heroesは毎年"人助け"に多大なる貢献した人をまず100以上の国から9000人ぐらい選び、さらに28人、さらにその中から10人と絞り込み、その10人のFinalistsの活動を紹介して最終的にWebを含めた視聴者投票でHeroを一人投票で選んでいく番組。(正月の特番みたいな位置づけですかね。あんまり普段テレビは見らんけど、これは今年も見てしまった。)今年は10人のFinalists中から、フィリピンのEfren Geronimo Peñaflorida Jr.が2009 HERO of The Yearに選ばれました。彼のことはまた次回にでも紹介しようと思います。時間はあることだし。

さてさて、前置きは長くなりましたが、今回は個人的に印象に残ったDerrick Tabbさんについて紹介します。LouisianaはNew Orleansに住む34歳のTabbさんはRoots of Musicというプログラムを立ち上げ、子供たちに無料で楽器を分け与え、バンドを組ませ、音楽の楽しさを教えています。全米の都市の中でも殺人発生率が極めて高い、治安の劣悪なNew Orleans。そんな街に住む子供たちがくそくだらねぇDrugなんかの悪の世界へと引き込まれるのをどうにかして音楽を通して防ぐのが彼の目的。"音楽で平和"を自分の体を張って実現しようとしている姿に心を打たれました。いやぁ、でもそれはマーチングバンドっぽくないよなぁというHip Hop全快な外見とのギャップもナイス。Jazz発祥の地とも言われるNew Orleans。将来、そこでJazzを引っ張ってるであろうTabbチルドレン達。とにもかくにも笑顔が素敵です。



2009年11月11日水曜日

奮い立たされる。

もっと頑張らなあかん。腹割った本音。一生懸命さ。謙虚さ。誠実さ。
それしかないやろ。



奮い立たされる。

もっと頑張らなあかん。

2009年11月5日木曜日

Hideki Matsui

松井秀喜が遂にやった。すごいことをやってのけた。松井さん、どんだけ大舞台に強いのよ、ほんとに。

World Seriesでの一試合での打点タイ記録達成とMVP。豊富な資金力をバックに巨人阪神もビックリするような補強を毎年繰り広げる常勝Yankeesだが、実はチャンピオンからはずっと遠ざかっていたし、彼自身この優勝を目指してずっとやってきた分、本当に長かったろうし、嬉しかったろう。果敢に挑んだ末の手首の骨折。古傷の左膝。そこから、ここまでまた這い上がった。見習うべきことがたくさん。あなたは日本人の誇りです。

いつも礼儀正しい話し方の松井がインタビューの最後に「夢みたい」とこれまたいつも通り穏やかに謙虚に語ったのがすごく印象に残った。

おめでとうございます。

それにしてもヤンキースはこんな松井なのに来期は契約しないんだろうか。ま、どう転んでもにしカンサスには来んやろなってことはわかる。

また野球したくなってくるな...

2009年11月4日水曜日

Last Lecture

今年の夏ごろから英語の勉強にとオーディオブックを聞き始めて、最初に選んだ"Last Lecture ~ Really achieving your childhood dreams"という本の話。


内容を聞いたら、やっぱりちゃんと読みたくなったので本を買って読み始めた。読んだり読まんかったりで、やっとこの間、読み終えたので自分が感じたことを書いておくことにします。

内容のあらすじについてはアマゾンさんの紹介やレビューを見た方がはるかにわかりやすいのでそっちを見てもらえばいいと思うけども、Carnegie Mellon Universityのコンピューターサイエンスの教授とその夢の話です。40代後半でバリバリのVirtual Realityの分野における新進気鋭のScientist。既婚。子供も3人。だけど、ある日、末期癌であることがわかってしまう。余命何か月もない。そんな中で行われた彼の最終講義。これは実話。

自分の夢のために自分の時間をどう使えばいいか?
自分の目標を実現するために何をしなくちゃならんのか?

凄いのは彼自身が病気に関係なく、それを日頃から実践していたこと。そして彼はこの講義を含めて、現在の自分の目標、”自分の亡き後も家族を自分の力の限り幸せにする”ということに向かってそれを確かに体現している。一瞬一瞬を大事に。この講義の目的は他のだれでもない自分の奥さん、子供たちへのメッセージだったから。まだ聞き取れんところもあるけれど、彼はこの本の中で最後の方で言ってたのは、

[今残された時間で家族と一緒にいることも確かに一番大事だけど、幼いだけに(一番下の子は8ヶ月)、彼らは全てを覚えることはできない。だから将来大きくなった自分の子供達に向けて、子供達の夢の実現のためにこのLast Lectureをやった。一番の目的はそれだ。]ってこと。

普通の親が何十年かかけてやるべき子育てを、彼はほんの限られた時間でやらなくちゃならない。だけど屈することなく生き抜いた。この講義を見た彼の子供たちは間違いなく間違った方向には行かないと思う。

なんでここまでポジティブにおれるのか。強さとは何かを考えさせられた。何かに迷った時、凹みそうになったときにどう自分が動くべきか? そのときは自分にとって一番大事なものを一番大事にできるように一生懸命やればいいんだというシンプルな考え方をこの本に教えてもらった。今や人生のバイブルの一つです。

いろんなメッセージの一つ一つにポジティブなエネルギーが溢れていて、ためになるけど、その中でもお気に入りの一つを紹介します。

"Don't Complain, Just Work Harder." 
どんなにうまくいかなくても、不平不満に時間を使うな。ただひたむきにやるだけ。
"Complaining does not work as a strategy." 
それを言っても何も始まらん。

自分に矢印を向けろってこと。愚痴ることは"戦略"としては働かないと言われると説得力があります。

一瞬一瞬の積み重ね。

本当に有難う。Dr. Randy。


[Last Lecture/Randy Pausch]

この状況にも関わらず、明るくて、面白くて、説得力のあるTalk。本当に凄い。

[最後の授業/Randy Pausch -1-] (~8まであります)