2010年9月29日水曜日

Bryce

たるんだ体にピリオドを打つべく、先週よりBootcampを始めた。家でDVDを見ながらではなく、外で若い女の子達に混じってである。最初は躊躇ったが、意を決して参加することにした。全身バネのような黒人の女の子が前で教えている。音楽はヒップホップ中心に選んであって、気持ちを高めるのになかなかいい。「それ、ええね」とどこからか声が聞こえてきそうだが、想像するほど良くもない。楽しいが、30を目前にした体にはこたえるのである。特に腹筋。そんなに弱くはないと思っていたが、見事に打ち砕かれた。打ち砕かれつつも、下手にプライドはあるけん頑張らないかん気持ちにさせられる。おかげで先週は見事に筋肉痛。あれを苦なくやれるようになれればきっと.....と妄想は膨らむばかりだ。

さぁそんなこんなで、今日は二つ目の目的地 Bryce Canyon。いろんな人からの薦めで数時間立ち寄っただけだったがもの凄く絵になる風景だった。

コケシみたいなチェスみたいなHoodoos フードゥーと呼ばれるものが所狭しに並んでいる。


雷神のハンマー。


Bryceとはその昔東から西へと迫害されてこの地に初めて定住したモルモン教徒Bryceさんの名前から。誰も知らんこんな風景を初めて目の前に見たときはどんな感じだったんやろうね。来たらいかんところに来てしもうたと、正直、俺は住もうとは思えんかもしれん。不思議な景色だった。


そして、リスまでも不思議なくつろぎ方をしとった.....


数時間だけん、感想もあっさりです。

以上。

2010年9月26日日曜日

ZION

久しぶりに10日ぐらい休みをとってアメリカ南西部にある国立公園を巡りながらぐるっと一周、グランドーサークルの旅。今まで見たこともない地形や風景だらけで、ただすごいとしか言いようがなかったり、さらにはその声も出らんほど感動したり、はたまたその創られ方に興味が湧いたり、実は会話もなくなるほどトレッキングに疲れとったり。そんな感じの10日間。写真もたくさん撮ったんけん、少しずつ載せていくことにしよう。

まずはカジノで全然勝てんかった&懸ける額が大きすぎてヒヨってテーブルゲームができず、スロットしかできんかったラスベガスについては触れんことにして、最初の目的地”Zion National Park"。

まず名前とその響きにやられた。ザイオン。


Virgin川の恵みで砂漠地帯にも拘らず緑も豊富。


"Narrows" 何十、何百メートルの巨岩の合間を縫って流れるVirgin川を登るトレイル。ジャバジャバと足をつけながら登って行く。パンツまではなんとか濡れずにセーフ。


2億5千年前から5千年前に堆積した地層が石化し、その後、隆起。それをVirgin川が長い長い長い長い時間をかけて浸食してこの谷を削った。


Towers of the Virgin and the West temple at sunrise


二日目のメインメニューはZionに連なる山々が見渡せるObservation pointまでのトレック。崖の裾からつづら折りに登ったり、たまには巨岩の隙間に入り込んでその裏に回ったり。


頂上からの眺め。そのどっしりとした立ち姿にこの旅一番の感動。俺らはいつもここにおるぞと言われとるような気になる。


The Nature of Sanctuaryと呼ばれるのも納得。


このザイオンが好きでたまらなかった人が起業して創り始めたビール。Zion Canyon. 旨くない訳ない。


ZION. 素晴らしかった。ある程度スケジュール作っていろいろ回るのも良いが、こんなところでのんびりキャンプも良いなと思う。