2009年4月15日水曜日

One for One

TOMS shoesという靴屋がある。
ただ、そんじょそこらのおしゃれな靴屋じゃねぇよ。

For every pair you purchase,
TOMS will give a pair of shoes to a child in need.


一足購入ごとに、アルゼンチン、エチオピア、、、、
途上国の子供達に一足の靴が送られる素敵な仕組みになっとる。

歩くことが第一の交通手段であるにもかかわらず靴がないので裸足で歩かないかん。
水を求めて、食料を求めて、はたまた医療を求めて。

裸足だから怪我をし、さらに怪我した傷口が感染症に繋がる。
靴があれば防げる。

またエチオピアらへんの活火山近くに見られるアルカリ性の高い赤土は
その上を裸足で歩き続けるだけでpodoconiosisという恐ろしい病気になってしまう。
これも靴があれば防げる。



靴を履いていないという理由で学校に行って教育を受けれない子もたくさんおるらしい。
靴があれば学校にいける。

  "より良い明日のために靴を"
   "Shoes for TOMorrow"

ってのがTOMS Shoesの原点であり、目指すところだ。
靴自体もおしゃれでええけど、その姿勢はもっとかっこええたい。

2006年に発足以来これまで140000足。
2009年内に300000足越えを目指している。



彼らの活動には二つ大事なことがあると思う。

一つ目はONE for ONE。
一足につき一足という直接的で透明性が高い援助。

二つ目は"裸足"に関心を向けたこと。
発展途上国の現状。貧弱なインフラや経済。
圧倒的に足りない教育、食料、衣料、医療。

そんな漠然とした貧しいイメージから一歩突っ込んで、
裸足でおることからくる病気、不利益に人々の関心を向けている。
そして靴一足で防げることがたくさんあることにも。

もちろん裸足以外にも危険なファクターはたくさんあるだろう。
だけど、俺は漠然としかイメージできん。

こんな動きが他の部分にも広がるなら、
漠然としたイメージをもっとクリアにできるんじゃないか。

今は知らなくても、
もっと理解せないかん知らないかんという気持ちにさせるんじゃないか。

そんなことを考えた。


俺もあんまりこっちに靴を持ってきたわけじゃないし、
ちょうど靴も欲しかったので購入。

この街には売ってないのでネットを使ってワンクリック。
これで一足。 ONE for ONE.

Tシャツもええねと思ってさらにワンクリック。
そしたらもう一足。 トータルでTWO for TWO.

まだ届いてはないけど、正直ものすごくええ気分だ。

普段考えていても、大切なことに向かって動けることってやっぱり限られる。
実際、自分自身の生活や仕事に追われて動きは制限されると思うし。
だからこそ、こんな身近にある動きは大事だなと思う。

TOMS shoesの営業でもなんでもないけど、
ただそんな思いで今回紹介してみました。

明後日4/16は
One Day Without Shoes April 16 2009


"みんなで裸足になろう"
"裸足になって裸足への関心を高めよう"の日らしい。

俺も裸足になってみようと思う。


[Rocky]

(最近のテンション上げるための動画)

4 件のコメント:

けいこ さんのコメント...

TOMS shoes 素敵だね。
率直に靴もかわいい!

きっと安全や衛生だけじゃなくて、
その子にとってたくさんの未来も届けられると思う。

私も欲しいなぁ。
日本では買えないのかな、営業さん(笑)?

ネットで買ったら郵送料高い!?

Daisuke "Mokkosu" Takahashi さんのコメント...

だろ!?ええど!

HP見たら、日本やったらBeamsと高島屋が正規代理店みたいばい。

福岡ほどの都会なら、探せば他のセレクトショップにもおいてありそうよね。

ここカンサスでは多分無理やけど(笑)。

彩子 さんのコメント...

突然のコメント失礼します。
私もTOMS shoesを今日知って、podoconiosisとは何だろうってヤフーを検索してて偶然あなたのブログを拝見しました。
私は靴関係の仕事してるけど、靴作りを通じて世の中の為になることしたいなーと思ってたので、彼らのやってること、いいなと思いました。
私も手に入れてみたいです。

Daisuke "Mokkosu" Takahashi さんのコメント...

コメントありがとうございます。
靴作り、楽しそうすね。

きっとそういう気持ちで作ってる靴なら、
TOMSに負けんぐらいの靴になると思いますよ。